都市散策ブログ

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【2024年秋開業】大阪駅がさらに巨大化! 日本最大の駅ビルへ

こんにちは!

今回は大阪駅がさらに巨大化するそうなのでそれについて話していきます。

 

 

そもそも大阪駅とは

そもそも大阪駅がどんなところか知らない方もいると思いますので、解説させていただきます。

大阪駅は名前の通り「大阪の駅」なのはお分かりだと思いますが、正確にどこにあるかを知っている人はあまりいないと思います。(特に東日本の方は)

goo.gl

はい。先に結論から言いますと、大阪駅は「梅田」という場所にあります。梅田は大阪の中心部分で、西日本最大の繁華街です。

大阪駅の一日の利用者数は約87万人!!!JR以外の私鉄も含めると、なんと約240万人にもなるそう。大阪の一大繁華街なだけあって多くの人が駅を利用しているようです。

 

ちなみにどんな駅かというと...

大阪駅(左下)とその周辺地域

大阪駅(左下)とその周辺地域

https://toyokeizai.net/articles/-/275919より引用

大きな屋根が特徴的ですね。駅両端にある駅ビルはなんと日本最大!!!

左側のビルが「サウスゲートビルディング」です。地下4階、地上27階建てで、高さは112.3mあります。これが駅の一部...デカすぎるッ!!!

 

対して右側にあるのが、「ノースゲートビルディング」です。この建物は「低層棟」と「高層棟」に分かれています。 低層棟は地上13階建てで高さは78mあり、高層棟は地上29階建てで高さは144mにもなるそう。

 

この両方のビルを合わせて「大阪ステーションシティ」といい、日本有数の超巨大複合商業施設を形成しています。

大阪ステーションシティ

大阪ステーションシティ

新しい駅ビル建設へ

そんな大阪駅ですが、実はさらに巨大化するそうなのです。

先に紹介した二つの巨大な駅ビル。その3つ目を作ろう!という計画があります。

(仮称)大阪駅西北ビル開発事業 のイメージパース

(仮称)大阪駅西北ビル開発事業 のイメージパース

 はい、こちらがその3つ目の駅ビルになります。

さて、詳細を見ていきましょうか。

 

  名称 (仮称)大阪駅西北ビル開発事業

  用途 オフィス・駅施設・店舗

  階数 地下1階、地上23階・塔屋1階

  高さ 121.6m

延床面積 76229㎡

 建築主 JR西日本大阪ターミナルビル

  設計 JR西日本

  施工 大林組

  着工 2021年2月末

  竣工 2024年6月末

 

...とまぁこんな感じになるそうです。

「ん?高さが122mもあるのに、延べ床面積が小さいなぁ」と思った方もいるかもしれません。

立面図

立面図

はいそうです!!!

ここにはもともと2路線線路があったのですが、その跡地の建設ということで幅が限られてしまっているんですよね...。

ですが、申請以外部分にバスターミナルが設置されるとのことで、周辺交通の利便化をさらに後押しする開発となりそうです。

 

開発の目的

しかし、なぜわざわざ1つの駅に3つも駅ビルを建築するのでしょうか。

JR西日本によれば、

 

大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上を図るとともに、周辺地区との回遊性を高め、地区全体のさらなる価値向上に寄与するべく、「新改札口整備」、「高架下開発」、「新駅ビル開発」を柱とする基本的な計画がまとまりました

とのことです。

実際、大阪駅は超巨大なのにもかかわらず、毎日大変混雑しています。混雑が緩和すれば、駅の利用もしやすくなりますね!

 

最後に、現在の現場の様子でも貼りますか、と。

 

大阪駅西北ビル開発事業 工事現場

2021年5月9日現在の様子

大阪のさらなる発展を祈りましょう。以上です。

 

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